宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 6/ 5 10:08 更新 太陽風速度は低下を続け、磁気圏は穏やかです。放射線帯電子の増加も止まりました。 担当 篠原 今日1枚めの写真は、太陽面通過へ向かう金星です。 太陽観測衛星のSOHO衛星LASCO C3カメラが捉えた映像です。 これから3日かけて、いよいよ太陽の前を横切ります。 参考:アストロアーツ・金星の日面通過 太陽風の速度は450km/秒まで下がっています。 このため、磁気圏は穏やかになっています。 ただし、太陽風の磁場強度は5nTを越える程度ありますので、 南を向くとオーロラ活動がやや活発になる可能性があります。 SOHO EIT284カメラの太陽画像では、中央付近に小さなコロナホールが見えているだけです。 今後しばらく高速太陽風の心配は無いでしょう。 太陽の東縁(左端)が明るく輝いています。 新しい活動領域が上りつつある様です。この領域に見えているであろう黒点群の規模に注目です。 太陽面は非常に穏やかで、黒点がほとんど見えなくなっています。 放射線帯の高エネルギー電子の増加はほぼ止まった様です。 警戒域に達する事はありませんでした。 SOHO衛星LASCO C3カメラが捉えた、日面通過へ向かう金星。 (c) ESA & NASA SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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