宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 6/ 1 13:15 更新 太陽風の速度が550km/秒と高くなっています。コロナホールのため更に上がるでしょう。 担当 篠原 太陽風が550km/秒前後とやや高速な状態が続いています。 太陽面のやや北寄りに見えていたコロナホールの影響が続いているためと思われます。 SOHO EIT284カメラの太陽画像には、 コロナホール(暗く見えている領域)が太陽の中心付近に縦に伸びている様子が見えています。 明日以降、この領域から来る高速太陽風の影響が地球に届く様になります。 このため太陽風の速度はもう一段上昇することが予想されます。 オーロラが活発になったり、弱い磁気嵐が発達する可能性があります。 コロナホールの東西(横方向)の広がりがありませんので、影響は2日程度に留まるでしょう。 太陽風の磁場は5nTとやや強めです。北寄りが中心の様ですが、 沖縄の磁場を見ると急な磁場の減少が観測されており、磁気圏がやや活動的になっている様です。 太陽風の速度が高まっていますので、太陽風磁場の南向きに注意が必要です。 太陽黒点の618群は西へ没しつつあります。 新しく現れてきた621、622群は小規模で、しばらくフレア活動は穏やかでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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