宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 6/ 3 11:13 更新 太陽風の速度は500km/秒へやや下がっています。放射線帯電子が増加しつつあります。 担当 篠原 昨日以降太陽風の速度は更に上昇する事はなく、500km/秒程度へやや下がっています。 SOHO EIT284に見えるコロナホール(暗く見えている領域)の位置から、 もう1〜2日程度高速風が続くと予想されます。 太陽風の磁場がたいへん見にくく表示されているのですが、 強度が5nT程度とやや強めですが、北寄りになっている様で、磁気圏の活動は目立ったものではありません。 AE指数も小規模の変動が見られる程度です。 一方、放射線帯の高エネルギー電子は順調に増加を続けています。 明後日頃に警戒域と言われる10の4乗の線に達するかもしれません。しばらく注意が必要です。 太陽黒点は目立った規模の物はなく、まばらに見える程度です。 来週の火曜日、6月8日14時から日本では130年ぶりという金星の太陽面通過が見られます。 通過するのに6時間かかるため途中で日没してしまうという、長時間の現象です。 大きな黒点が並んでいると見応えのある映像になるのですが、 このままでは寂しい太陽面を通過する事になりそうです。 Webによる画像の生中継が各地で計画されていますので、ぜひご覧下さい。 次回は8年後、その次は105年後だそうです。 参考:AstroArts 金星の日面通過 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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