宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 5/30 18:55 更新 太陽風磁場の影響で磁気圏の乱れが強まりました。現在は落ち着いています。 担当 篠原 昨日お知らせした様に、太陽風磁場の南向き成分が強まった影響で、 磁気圏の活動が活発になっていました。 沖縄の磁場変動では、最大で-60nT程度の磁場減少が観測されています。 磁気圏の内部は、弱い磁気嵐の状態に発達していた様です。 AE指数のグラフも500〜1000nTの変動が連続し、 極域に強い電磁エネルギーの流入が起こっていた事を示しています。 太陽風の磁場強度は現在も8nT程度と強めですが、北寄りの傾向に変わっており、 磁気圏の活動は収まっています。 しかし、強度が強い間は南向きに変わる事で再びオーロラ活動が活発になる可能性があります。 速度は400〜450km/秒で、ほぼ静穏レベルです。 コロナホールが太陽の中心へ進んできました。 3〜4日後頃から速度の上昇が見られるでしょう。 現在も、太陽の北よりに広がっているコロナホールの弱い影響が及んでいる様に思われます。 早い段階で速度上昇に繋がる可能性もありますので、今後の変化に注意が必要です。 太陽黒点の618群に続いて、東端から621群が上って来ました。 どちらも、小規模から中規模のフレアを起こす可能性があるとの事です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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