宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 5/29 04:23 更新 太陽風磁場の南向きが強まっています。速度が遅いため磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日の午後から太陽風磁場の南向き成分が急に強まって来ました(ACEデータの赤線マイナス成分)。 最大で-8nTに達するまで南向きが強まり、現在はやや戻って-4nTになっています。 太陽風の速度が400km/秒と遅いため、 オーロラ活動を示すAE指数には目立った変化は現れていません。 一方で、NICTの磁気嵐予報ソフトは弱い磁気嵐の発達を予想しています。 昼頃に沖縄の磁場データに数10nT程度の磁場減少が見られるかもしれません。 現在、太陽風の速度がわずかですが、420km/秒へ上昇の傾向を示しています。 これ以上上昇すると、磁場がこのまま南を向いている場合には、 オーロラ活動が活発になると予想されます。 太陽黒点の618群は規模を保っている様です。 引き続き注意が必要でしょう。 帰国のため、次回の更新は日曜日の夕方になる予定です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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