宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 5/26 08:37 更新 太陽風の速度は450km/秒まで下がりました。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は低下を始め、450km/秒を切るまでに下がっています。 オーロラの活動を示すAE指数の図にほとんど変化は無く、磁気圏も穏やかです。 コロナホールの影響をほぼ脱しましたので、これからしばらく静かな状態が続くでしょう。 SOHOEIT284カメラの太陽画像をご覧下さい。 太陽の中央から東(左)にかけて、北寄り(上側)にコロナホールが細長く横たわっています (周囲よりも薄暗く見えている場所です)。 今後、この領域から出て来る高速太陽風の影響が問題になります。 このコロナホールは27日前にもほぼ同じ位置に見えていました(右側の写真)ので、 27日前の太陽風の変化を調べる事で今後の予想ができます。 27日周期の図をご覧下さい。 この図によると前周期では太陽風速度の上昇は見られず、これから6日ほど穏やかな状態が続きました。 コロナホールが北に寄りすぎているため、吹き出している高速のガスは地球へ当たらなかった様です。 27日周期の図によると、約1週間後に太陽風速度の上昇が起きています。 これは現在見えているコロナホールに続いて出て来る、新しいコロナホールの影響によるものです。 太陽では618群が現在も規模を保っています。 昨日は目立ったフレア(太陽爆発)は起こしませんでしたが、 中規模クラスのフレアを起こす可能性があるそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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