宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 5/22 11:48 更新 M2.6の中規模フレアが発生しました。太陽風速度は500km/秒が続いています。 担当 篠原 今朝、8時37分(世界時21日23時37分)にM2.6の中規模フレア(太陽爆発)が発生しました。 GOES衛星のX線カメラが捉えた映像を掲載しています。 発生箇所は東から上って来たばかりの618黒点群です。 引き続き中・小規模のフレアを起こすかもしれません。 太陽風の速度は増減しながらも500km/秒とやや高速な状態を保っています(ACEデータの黄色線)。 昨日太陽の中心を通過したコロナホールは、西へ(右へ)進んでいます(SOHO EIT284カメラ画像を参照)。 この領域の影響がもう2日程続くと予想されます。 太陽風の磁場強度は再び5nTを越える様になっています(ACEの白線)。 太陽風の磁場はある程度南を向いていた(赤線がマイナスになる)様ですが、磁気圏はほぼ静穏でした。 オーロラ活動を示すAE指数のグラフにはほとんど変動が見られません。 しかし、磁場強度はやや強めですから、南向きの傾向に変わった場合には、 高速風の効果もありオーロラ活動が活発になる可能性があります。 また、今後放射線帯の高エネルギ−電子の密度が上昇する可能性があります。 現在はまだ低レベルですが、今後の動向に注意が必要でしょう。 GOES衛星の太陽X線画像による太陽フレア。22日9時(世界時22日0時) (c) NOAA/SEC SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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