宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 5/21 11:41 更新 コロナホールのため、太陽風の速度は550km/秒に上昇しています。 担当 篠原 コロナホールの影響が強まっています。 太陽風の速度は昨日から緩やかに上昇を続け、550km/秒に達しています。 太陽風の磁場強度は速度の上昇に伴って、10nTから5nTへ弱まって来ました。 地球磁気圏へのエネルギー流入効率を決める太陽風磁場の南北成分(赤線)は正負に振れ続けています。 速度も上昇していますので、しばらくオーロラ活動が活発になる可能性があります。 昨日、20日19時(世界時20日10時)頃に太陽風の磁場が-10nTと強く南を向く時間帯がありました。 このため、一時的にオーロラ活動が強まり(AE指数を参照)、 沖縄でも磁場のやや大きな乱れが観測されています。 SOHO EIT284カメラの太陽画像では、 中心からやや下(南半球側)の部分にコロナホール(暗く見えている領域)が見えています。 この領域からの高速風がこれから引き続いて地球へ当たると思われますので、 高速風はもう3日ほど続くと思われます。 太陽のフレア活動は、Cクラスの小規模フレアが昨日のニュース以降1回起こった程度です。 一時にぎやかだった黒点群も減少しており、穏やかな状態が続きそうです。 新しく太陽の東縁(左縁)から黒点群が上って来ています。 この図には番号がまだ付いていませんが、618群となっています。 どのような黒点群か、今後の情報に注意して下さい。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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