宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/ 5/11 11:31 太陽風の磁場がやや強まっています。オーロラ活動が見られています。
2004/ 5/12 10:30 太陽風磁場の南向きが強まっています。このためオーロラ活動が活発になっています。
2004/ 5/13 16:00 太陽風磁場のやや強い状態が続いています。これからコロナホールの影響が見られるかもしれません。
2004/ 5/14 11:58 太陽風は低速のままです。オーロラ活動がやや活発に見られています。
2004/ 5/15 06:41 太陽風の速度は350km/秒まで下がっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2004/ 5/16 11:48 更新
太陽風の速度は350km/秒以下まで下がっています。609黒点群が発達しています。

担当 篠原

太陽風の速度は更に低下し、320〜340km/秒まで低下しています。
磁気圏は概ね穏やかです。
磁場強度は5nTレベルが続いていますが、太陽風の速度がかなり下がっていますので、
磁場が南を向いた場合にも大きな乱れに発達する事はないでしょう。

太陽黒点の609群の面積が大きくなってきました。
Mクラスの中規模フレアが発生する可能性が高まっている様です。



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。