宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 5/11 11:31 更新 太陽風の磁場がやや強まっています。オーロラ活動が見られています。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒の状態が続いています。 一方、太陽風の磁場がやや強まって、5nTを前後するようになっています。 特に、11日7時(世界時10日22時)頃から-5nT程度の南向き成分が見られる様になり、 オーロラ活動をやや活発にしています。 AE指数では、11日9時(世界時11日0時)頃から500nT程度の変化が現れています。 今後の太陽風の変化に注意が必要ですが、速度が低速ですので大きな擾乱に発達する事はないでしょう。 N0AA/SECの発表によると、10日に太陽面でフィラメント消失現象が観測されました。 これによる太陽風及び磁気圏の擾乱が13日頃に発生するかもしれないとのことです。 放射線帯の高エネルギー電子は現在もやや多い状態です。 青線の最大値が10の4乗の線に達しています。衛星運用ではまだしばらく注意が必要でしょう。 太陽のフレア活動はたいへん穏やかです。 太陽黒点では606群がやや大きな姿を見せていますが、発達もしておらず、フレア活動もありません。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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