宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 5/ 8 11:11 更新 太陽風の速度は下がりつつあります。太陽風磁場の影響でオーロラがやや活発です。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度(黄色線)は下がる傾向にありますが、 現在も500km/秒を切る程度であり、やや高速です。 一方、太陽風の磁場の南北成分(赤線)が細かく振動するようになり、 南向き(赤線のマイナス成分)の時間が長くなったため、地球磁気圏への影響が強まっています。 このため、オーロラの活動が活発化し、 AE指数のグラフでは500nT前後のオーロラ活動が昨日から連続的に現れる様になっています。 これから、太陽風の速度は緩やかに低下して、次第に静穏レベルに戻って行くと思われます。 それにつれて、オーロラの活動も弱まって行くでしょう。 静止軌道の放射線帯電子の観測値が増加しています。 GOESデータの赤線と青線が、 衛星の運用において支障が起こり始めると言われる、10の4乗の警戒線に近づいています。 高エネルギー電子の量は更に増える可能性がありますので、今後の変化に注意してください。 太陽面では、東の縁(左縁)に新しい606黒点群が上がって来ています(まだ番号は書かれていません)。 現在のフレア活動は穏やかですが、これから606群の様子に注意が必要です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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