宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 5/10 11:20 更新 太陽風の速度は400km/秒まで下がり、磁気圏は静かになっています。 担当 篠原 太陽風の速度が順調に低下しています。既に静穏レベルの400km/秒まで下がりました。 また、太陽風の磁場強度も2nTまで弱まっています。 これに伴って、磁気圏のオーロラ活動も低下し、現在はたいへん穏やかです。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフには小さな変化しか見られません。 昨日のニュースで分析しましたが、これから2〜3日程穏やかな状態が続くでしょう。 その後、太陽風磁場の強まりによって磁気圏が活動的になる可能性があります。 SOHO EIT284の太陽画像ではコロナホールが太陽の中心線を越えました。 3日後頃にこの影響で太陽風の速度も上昇すると思われますが、上昇の幅は小さいでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子の密度は、青線が警戒レベルの10の4乗に近く、高いままです。 しかし、昨日と同程度に留まっていますので、これからは緩やかに減少を始めるでしょう。 太陽は現在も穏やかです。 606黒点群は発達しておらず、目立ったフレア活動も発生していません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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