宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 5/ 7 11:03 更新 太陽風の速度は低下しつつあります。太陽フレアも穏やかです。 担当 篠原 コロナホールによって高速になっていた太陽風ですが、 既に速度は下がり始め、500km/秒にまで下がっています(ACEデータの黄色線)。 この間、磁気圏は比較的静穏でしたが、 7日4時(世界時6日19時)頃から太陽風の磁場が南北に振れる様になったため(赤線)、 7日7時(世界時6日22時)頃からオーロラ活動がやや活発になっています(AE指数を参照)。 コロナホールは太陽面の西に去りつつありますので(SOHO EIT284の画像を参照)、 太陽風の速度はこのまま緩やかに低下していくでしょう。 GOES衛星による静止軌道の高エネルギー電子の量は、さほど大きな増加は示していません。 高速風の期間が短かったので、大きな発達は無いでしょう。 太陽のフレア活動は現在もたいへん穏やかです。 太陽黒点の605群は昨日以降規模が小さくなっています。 このまま穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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