宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
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太陽黒点 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/ 4/11 11:04 2つめの衝撃波が来ました。小規模で、磁気圏への影響はほとんどありません。
2004/ 4/12 07:58 full halo CMEが発生しました。明日の夕方以降注意が必要です。
2004/ 4/13 09:47 小規模な衝撃波が来ています。次の衝撃波に向け、夕方以降注意が必要です。
2004/ 4/14 09:31 磁気圏は静穏です。太陽風速度は430km/秒に下がっています。
2004/ 4/15 13:21 太陽風の速度は350km/秒まで下がっています。磁気圏はたいへん穏やかです。
最新のニュース

2004/ 4/16 13:28 更新
太陽風の磁場が強まり、オーロラ活動がやや活発になっています。

担当 篠原

宇宙天気の話題から脱線しますが、SOHO LASCO C3画像の下隅に白く細長い筋が見えています。
これはブラッドフィールド彗星だそうです。
これから4月20日にかけて、ゆっくり画面を上へ移動して行くそうです。
(英文のページですが、SpaceWeather.comで移動の予定を見る事ができます)

太陽黒点の591群がM1.2の中規模フレアを16日1時(世界時15日16時)に起こしています。
とても短時間のフレアで、CMEなどの影響は見られません。
591群は今後も中規模フレアを起こす可能性があるそうです。
太陽面では東(左)から594群が上って来ました。
SOHO EIT195の太陽画像では、東縁(左縁)には明るい領域があり、続いて別の黒点群も上ってくる様です。

昨日の予想に書いていましたが、太陽風の磁場(ACEデータの白線)が8nT程度にやや強まり、
南向き成分(赤線のマイナス成分)が頻繁に現れているため、オーロラ活動がやや活発になっています。
15日23時(世界時15日14時)頃からAE指数が緩やかに上昇し、500nT前後の変化が続いています。
わずかですが、太陽風の速度が450km/秒に上昇している事も擾乱を強めた要因と言えるでしょう。
この程度の乱れがこれから3〜4日続く可能性があります。



SOHO衛星EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


SOHO衛星LASCO C3カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

4/16 01:12 UT


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。