宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 4/13 09:47 更新 小規模な衝撃波が来ています。次の衝撃波に向け、夕方以降注意が必要です。 担当 篠原 コロラド州ボールダーより更新しています。 13日3時(世界時12日18時)に、小規模ですが太陽風の衝撃波が来ました。 太陽風の速度(ACEデータの黄色線)が400km/秒から500km/秒に上昇し、 磁場強度(白線)も10nTに急増しました。 しかし、変化が小さく、磁場も南向き(赤線のマイナス方向)にはなりませんでしたので、 磁気圏への影響はほとんどありませんでした。 この衝撃波は、昨日のニュースでお知らせした衝撃波とは異なります。 引き続き今日の夕方から明日にかけて注意が必要です。 現在の磁気圏は静穏です。 オーロラの活動を示すAE指数のグラフは500nT程度の変化が時折り見られる程度です。 太陽風は衝撃波到来のため速度が500km/秒にやや上昇していますが、やがて元に戻るでしょう。 SOHO EIT284カメラの太陽画像には、 中央北寄り(上寄り)に小規模なコロナホールが見えていますが、この影響は小さいでしょう。 今後、衝撃波通過に伴って一時的に擾乱が発生しますが、それ以降は静かな状態が続く見込みです。 幾度ものhalo CMEを発生させて、宇宙天気をにぎやかにしてくれた太陽黒点の588群は、 太陽の西縁(右端)へ沈もうとしています。 現在も小さな小規模太陽フレア(太陽爆発)を度々起こしていますが、勢力は弱まっている様です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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