宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 4/ 5 10:51 更新 太陽風速度は400km/秒に低下し、磁気圏は静かになっています。 担当 篠原 衝撃波到着後500km/秒に増加していた太陽風速度は次第に低下し、400km/秒と静穏レベルに戻っています。 太陽風磁場は15nTとたいへん強い状態ですが、 ほぼ真北を向いているためオーロラ活動への影響はありません。 沖縄の磁場データでは、4日10時(世界時4日1時)頃に-100nT近い減少に達しました。 衝撃波到達後、弱い磁気嵐状態になっていましたが、 この状態はその後急速に回復に向かい、現在は青線で示している静穏レベルにほぼ戻っています。 AE指数では、4日12時(世界時4日3時)以降はオーロラ活動は見られませんでした。 27日周期の図では、今夜からコロナホールのために太陽風の速度が上昇し、 再び磁気圏が活動的になる事が予想されます。 これまでSOHO衛星の観測が無く、コロナホールの位置が詳しく分かりませんでした。 しかし、データ欠損の期間は終わり、これから次第にデータが届く見込みです。 EIT195の最新画像がちょうど今届いた様です。 この画像から推定すると、前周期と比べるとコロナホールの規模が縮小している様に見えます。 (2枚の写真の左が今日、右が27日前です) 今後1週間程度の擾乱が予想されますが、後半の方により大きな乱れが発生しそうです。 コロナホールの広がりがより分かりやすい、EIT284の画像も間もなく届くでしょう。 太陽フレア(太陽爆発)の活動は 小さいCクラスの小規模フレアがひとつ見られた程度で、とても静穏です。 目立った活動領域も見られず、大きなフレアの発生は無いでしょう。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) CRL
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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