宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 4/ 2 11:01 更新 今夜、衝撃波の到来があるかもしれません。小規模な磁気嵐に発達する可能性もあります。 担当 篠原 31日21時(世界時31日12時)に最大に達したC3.4の小規模フレア(太陽爆発)に伴って、 full halo CME (太陽から円を描く様に太陽ガスが放出されて見える現象)が観測された様です。 発生源が太陽の中心付近だったので(1枚目の写真。中心やや上に光っています)、 地球に向かってガスが放出された事を示しています。 今夜から明日にかけて、このガスが地球へ到来し、磁気圏に擾乱を起こす可能性があります。 太陽風の速度・密度が急に上昇します。 この影響で、磁気嵐が発達したりオーロラ活動が活発になると予想されます。 ただし、フレアが小規模だったので擾乱は小規模なものに留まるでしょう。 太陽風の速度は450km/秒前後を推移しています。 オーロラ活動も低調で、AE指数はほとんど変化していません。 目立った衝撃波が届かなければ、このまま4日頃まで静穏な状態が続くでしょう。 (27日周期の図を参考にして下さい) 静止軌道の高エネルギー電子の密度は減少し、注意レベルと言われる10の4乗の線を切っています。 GOES衛星の太陽X線画像による太陽フレア。31日21時(世界時31日12時) (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) CRL
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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