宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 3/29 10:35 更新 太陽風の速度は緩やかに低下し、600km/秒になりました。放射線帯電子の密度が上昇しています。 担当 篠原 一時900km/秒に達していた高速太陽風は、 28日17時(世界時28日8時)以降緩やかに低下を始め、600km/秒近くにまで下がりました。 この速度上昇に伴ってオーロラ活動がやや活発になり、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフでは、最も高速だった頃に1000nTの変化を示し、 それ以降も500nT前後の変化を続けています。 しかし、あまり大きな活動には至りませんでした。 現在コロナホールの観測画像が無いために、太陽風の予想が立てにくくなっています。 27日前の変化ではもう2日半ほど高速な状態が続いていますが、今回は早めに終息するかもしれません。 27日周期の図を参考にして下さい。 一方、静止衛星軌道の高エネルギー電子の密度が急激に上昇しています。 青線で示しているGOES-10のデータは、既に注意水準の10の4乗の線を越えています。 高速風が続けばさらに上昇する可能性もあります。 また、減少にはかなりの時間を要しますので注意して下さい(27日の図の前周期のグラフをご覧下さい)。 太陽フレアはC1程度の小さな小規模フレアが見られる程度です。 ただし、582黒点群がMクラスの中規模フレアを起こす可能性を保っているそうです。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (放射線帯電子版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) CRL
(c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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