宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/ 3/19 11:06 小規模フレアが活発に起きています。オーロラ活動も見られています。
2004/ 3/20 11:26 小規模フレアが活発に起きています。オーロラ活動は静かになっています。
2004/ 3/21 09:51 太陽風磁場の南向き成分の影響で、オーロラがやや活動的になっています。
2004/ 3/22 11:00 オーロラがやや活動的ですが、概ね静穏です。今週の後半から太陽風の状況が変わってきます。
2004/ 3/23 11:20 宇宙天気は今日も穏やかです。明後日以降、注意が必要になります。
最新のニュース

2004/ 3/24 10:40 更新
太陽、太陽風、磁気圏すべて穏やかです。太陽風磁場セクター境界が近づいています。

担当 篠原

太陽風は速度400km/秒を切って、現在は360km/秒に下がっています。
磁場の南向き成分の出現頻度が下がった事と重なって、オーロラ活動は低下しています。
AE指数では目立った変化は現れていません。

現在、太陽風磁場のセクター境界が近づいています。
27日前の前周期の様子から判断すると、今日から明日にかけて境界に達しそうです。
その後、コロナホールによる太陽風速度の上昇が起こり、
同時に磁場強度が急に強まって、磁気圏に強い擾乱をもたらすと予想されます。
乱れは6日間程度続きそうです。
オーロラが活発になり、弱い磁気嵐の様な状態になるかもしれません。

太陽表面の様子は常に変化しています。
太陽風の変化が前回の変化と必ず一致する訳ではありませんので、ご注意ください。

太陽X線の観測では、目立ったフレア活動は見られません。
黒点群の574群、578群がやや成長していますが、小規模フレアを起こす程度の様です。



太陽風磁場のセクター構造。桃色は地球向き、黄色は太陽向き。
(c) CRL


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, CRL



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。