宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/ 3/16 10:41 太陽フレア、磁気圏など宇宙天気は概ね静穏です。放射線帯電子の密度は高い状態です。
2004/ 3/17 10:54 太陽フレア、太陽風ともに穏やかです。しばらく続きそうです。
2004/ 3/18 10:20 磁気圏は穏やかです。小規模な太陽フレアが増えています。
2004/ 3/19 11:06 小規模フレアが活発に起きています。オーロラ活動も見られています。
2004/ 3/20 11:26 小規模フレアが活発に起きています。オーロラ活動は静かになっています。
最新のニュース

2004/ 3/21 09:51 更新
太陽風磁場の南向き成分の影響で、オーロラがやや活動的になっています。

担当 篠原

太陽風の速度(ACEの黄色線)は400km/秒前後で推移しています。
一方、太陽風の磁場の様子が再び変化して、南向き成分(赤線のマイナス成分)を強く持つ様になりました。
そのためオーロラがやや活動的になり、AE指数で500nT前後の弱い活動が見えています。
太陽風の速度が高速になる要因はありませんので、せいぜい現在の活動が続く程度でしょう。

この静かな状態は、もう3日程度続くと予想されます。
その後、太陽風磁場のセクター境界、コロナホールによる高速太陽風がやって来ます。

太陽フレアはC1クラスの弱い小規模フレアが見られています。
太陽黒点群の574群、578群が目立っていますが、規模は小さく、発達の傾向も見られませんので、
現状の活動が続く程度と思われます。



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, CRL



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。