宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 3/19 11:06 更新 小規模フレアが活発に起きています。オーロラ活動も見られています。 担当 篠原 太陽で小規模ですがフレア(太陽爆発)が活発になっています。 17日以降Cクラスの小規模フレアが頻繁に現れています(今朝、M1の中規模フレアも発生しています)。 これは、太陽黒点写真に見える574黒点群と、まだ写真には微かにしか見えていませんが、 574群の左上方向の太陽東縁に現れて来た578群(番号はまだ記載されていません)が 活発に活動しているためです。 これからも中規模のフレアが発生する可能性があるそうです。 静止軌道の高エネルギー電子は更に減少しています。 注意ラインの10の4乗の線から下がったと考えて良い様です。 太陽風の速度(ACEの黄色線)は400km/秒から350km/秒近くまで下がっています。 一方、太陽風の磁場強度(白線)が徐々に強まっています。 このため、磁場のやや強い南向き成分(赤線のマイナス成分)が生じる様になり、 オーロラ活動をやや活発にしている様です。 太陽風の速度が遅いため、激しい活動ではありませんが、 AE指数が時として500nTを越える変化を示しています。 磁場強度の強まりは、太陽自転の前周期である27日前にも見られており、 この活動が3日程続く可能性があります。 GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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