宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 3/20 11:26 更新 小規模フレアが活発に起きています。オーロラ活動は静かになっています。 担当 篠原 C1前後ととても小規模ですが、太陽フレア(太陽爆発)が活発に起きています。 太陽黒点の574群と、東縁から上がって来たばかりの578群が起こしています。 1.6MBとややファイルサイズが大きくなりますが、 http://sxi2.ngdc.noaa.gov/archive/browse/2004/03/19/SXI_20040319_000000_BB_G12_AR2_01D.MPG こちらでX線画像による1日のフレア活動を見る事ができます(NOAA/SEC)。 太陽面左側の574群、578群がチカチカと爆発し続けている様子を見る事ができます。 昨日、オーロラがやや活動的になっているとお知らせしましたが、 その後太陽風の磁場が北寄りに変わったため、オーロラの活動は低下しました。 磁場の強度は8nTとやや強いままですので、南向き傾向に変わると再びオーロラが活動的になると思われます。 ただし、太陽風の速度は400km/秒の静穏レベルですので、激しい活動に発達する事はないでしょう。 GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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