宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 3/16 10:41 更新 太陽フレア、磁気圏など宇宙天気は概ね静穏です。放射線帯電子の密度は高い状態です。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEデータの黄色線)は400〜450km/秒で安定しています。 太陽風磁場は南向き成分(赤線のマイナス成分)が頻繁に変化するという状況が続いていますが、 オーロラの活動は一昨日よりもやや下がった様で、AE指数は500nT以下の変動に留まっています。 SOHO EIT284カメラの太陽画像には、太陽の北寄り(上側)に縦に伸びるコロナホールが見えています。 しかし、小規模であることと、緯度が高いことなどから地球への影響はほとんど無いでしょう。 これから1週間程度は静かな日が続くと予想されます。 4日ほど経つと次の乱れの要因となるコロナホールが太陽の東縁(左縁)から上がって来ますので 注目して下さい。 静止衛星の高エネルギー電子は高い状態が続いています。引き続き注意が必要です。 太陽黒点は2つ目玉で目立っている570群も活動度を下げており、 フレア(太陽爆発)活動はたいへん穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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