宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 3/17 10:54 更新 太陽フレア、太陽風ともに穏やかです。しばらく続きそうです。 担当 篠原 全般的にたいへん穏やかな状態になっています。 太陽風の速度(ACEの黄色線)は450km/秒と静穏レベルが続いています。 太陽風磁場も北より(赤線のプラス方向)の傾向に変わった様子で、磁気圏へのエネルギーの流入が減り、 オーロラ活動は一層低調になっています。 静止軌道の高エネルギー電子は依然高いレベルを保っています。 太陽風の乱れなどの外的要因が無い場合、高エネルギー電子の減少速度はとても遅いので、 まだしばらくこの状態が続く可能性があります。 太陽面(SOHO EIT284カメラ)の中心北部(上部)にコロナホールが見えていますが、 緯度が高めなので、地球への影響はほとんど見られないでしょう。 太陽黒点も活動的な群は見られません。 まだ番号が記されていませんが、東縁(左)から574群が上ってきました。 規模の大きな群ではない様です。 しばらく穏やかな日が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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