宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 3/18 10:20 更新 磁気圏は穏やかです。小規模な太陽フレアが増えています。 担当 篠原 太陽風の速度は一層低下し、400km/秒を切っています。 このため、磁気圏はたいへん穏やかで、 オーロラ活動を示すAE指数には小さな変化しか見られませんでした。 今後も、このまま静かな状態が続くでしょう。 静止軌道の高エネルギー電子は高いレベルが続いています。 しかしながら、数日間の変化を見ると緩やかに減少していることが分かります。 赤線で示しているGOES12のデータは10の4乗の線を切っています。 青線のGOES10も、もう1〜2日で注意レベルから下がりそうです。 小規模な太陽フレアが数回発生しています。 しかし、ある領域が特に活動的になっているという事ではなさそうです。 新たに上って来た太陽黒点の574群が太陽の東側(左側)に見えています。 ここで低めの中規模フレアが起きる事も考えられるとのことです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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