宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 3/14 10:50 更新 太陽風の速度は450km/秒まで下がりましたが、オーロラ活動は活発です。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風は速度450km/秒まで下がりました(黄色線)。 コロナホールの影響からは抜けつつある様です。 一方、太陽風の磁場(白線)は、5nT程度とあまり強くないのですが、 南向き成分(赤線のマイナス成分)が頻繁に現れていたために、 磁気圏へのエネルギーの流入が続き、オーロラ活動は比較的活発でした。 AE指数を見ると500nT前後の変動が続いています。 しかし、速度が既に低下していますので、これ以上激しい変化は起こらないでしょう。 昨日もお伝えしましたが、静止軌道の高エネルギー電子の増加状態が続いています。 赤線、青線ともに、衛星運用に障害が多くなると言われる10の4乗の線を越えています。 この状態は数日継続する可能性がありますので、引き続き注意が必要です。 今回のコロナホールはほぼ去ったと見られます。 SOHO EIT284カメラの太陽画像には、目立ったコロナホールは見られません。 これからしばらく静かな状態が続くでしょう。 太陽黒点570群が、きれいなふたつ目玉に見えています。規模は縮小傾向にある様です。 フレア(太陽爆発)も低調で、こちらも静かな状態が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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