宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 3/13 10:55 更新 太陽風の速度はやや下がって550km/秒になりました。放射線帯の電子が増えています。 担当 篠原 太陽風の速度(ACE黄色線)はゆるやかに低下し、550km/秒に下がりました。 南向き磁場(赤線のマイナス成分)の変動が続いているため、 オーロラ活動は継続的に見られた様です。 AE指数は500nT前後の変化が続いています。 ただ、太陽風の速度が下がって来たため、激しい変動にはなっていません。 SOHO EIT284カメラでは、太陽面のコロナホールは西へ(右側)去りつつあります。 コロナホールの影響が続くのはあと2〜3日程度と思われます。 27日前の前周期の太陽風の変化を見ると、 今日、一時的に速度の再上昇が見られるかもしれません。 GOES衛星の観測によると、静止軌道の高エネルギー電子の密度が更に増加しています。 衛星の運用において障害が現れる可能性が高まっていますので、しばらく注意が必要です。 太陽のフレア(太陽爆発)活動は小さなフレアが見られる程度で、静かな状態が続いています。 黒点群の570群はほぼ地球正面に来ています。 小規模フレアを発生させる可能性があるそうです。 GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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