宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 3/ 7 06:43 更新 新しい黒点群が小規模フレアを頻発しています。磁気圏は静かです。 担当 篠原 太陽面で新しく、東端(左端)から黒点群の570群が上って来ました。 この黒点群が6日21時(世界時6日12時)にM1.3の小さい中規模フレアを起こしています。 また、C2前後の小さな小規模フレアも度々起こしています。 これからこの黒点群に対する注意が必要の様です。 太陽風の速度は(ACEの図の黄色線)、400km/秒を切るほどに遅くなっています。 太陽風磁場の南向き成分(赤線のマイナス成分)も目立つ時間帯は無く、 地球磁気圏はたいへん静かです。 オーロラ活動を表すAE指数は全く変化していません。 オーロラ活動は非常に低調だった様です。 SOHO EIT284カメラで、 太陽面のコロナホール(やや暗くなっている領域)がはっきり見えて来ました。 この規模から考えて、影響が始まると5日程度は高速太陽風が続きそうです。 今日から明日にかけて、引き続き静かな日が続くでしょう。 明日の夜以降、太陽風磁場のセクターの切り替わりが発生します。 その後、太陽風磁場に大きな乱れが発生し、 引き続きコロナホールによる太陽風速度の上昇が始まるでしょう。 今週は、磁気嵐が発生したりオーロラ活動が活発になる可能性が高いので注意して下さい。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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