宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/28 12:34 更新 太陽風がやや乱れています。明後日頃からコロナホールの影響が始まります。 担当 篠原 太陽のフレア(太陽爆発)活動は、昨日の朝の中規模フレア以降は目立った爆発は起きていません。 しかし、黒点群の564群はその規模を保っており、 今後も大きなフレアを発生させる可能性がある様です。 昨日以降、太陽風がやや乱れた状態を続けています。 磁場強度(ACE衛星の白線)は10nT超が続き、 南向き成分(赤線のマイナス成分)も出入りの激しい変化をしています。 -10nT規模に大きく南を向いた時間帯では、オーロラ活動もやや活発になっていました(AE指数参照)。 だだし、太陽風の速度が400km/秒程度と遅かったので、あまり激しい擾乱にはなっていません。 SOHO EIT284カメラの太陽画像を見ると、 大規模なコロナホール(太陽表面のやや暗い領域)が、 太陽の北寄り(上寄り)の中心部から東(左)へ向けて大きく広がっています。 コロナホールからは大変速度の速い太陽風が吹き出しており、これが地球に当たると磁気嵐を起こします。 太陽の自転に伴って、このコロナホールは写真の右側へ移動して行きます。 コロナホールの先端(右側の端)が、太陽の中心と西の縁(右の縁)との中間に達した頃から 地球はその影響を受け始めます。 3月1日頃から注意が必要になると予想されます。 コロナホールの規模から考えて、4〜5日程度乱れが続く可能性があります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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