宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/22 07:06 更新 磁気圏は静かです。静止軌道の高エネルギー電子密度は下がりました。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度は400km/秒程度が続いており、 磁気圏も静かな状態が続いています。 磁場の南北成分に興味深い変化が見えています。 急に南を向いたり、北を向いたりという変化を繰り返しています。 23日頃ではないかと予想していた太陽風磁場のセクターの切り替わりの前触れかもしれません。 このまま切り替わってしまう可能性もあります。 南向き成分が大きく現れていますが、太陽風の速度が遅いため、 関連したオーロラ活動は小さなものでした。 AE指数の23日23時(世界時23日14時)に見られる500nT程度の山がこの変化のひとつに対応します。 コロナホール以降高い状態が続いていた静止衛星軌道の高エネルギー電子はようやく低下しました。 日変化の中の一番高い時間帯でも10の4乗を切る様になっています。 太陽活動も静かです。 X線に目立ったフレア活動は見られず、黒点も小さなものだけです。 GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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