宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/18 10:26 更新 太陽、太陽風、磁気圏すべて静かです。静止軌道の高エネルギー電子の密度は高い状態です。 担当 篠原 14日以来お伝えしていますが、静止軌道の高エネルギー電子の密度が高い状態が続いています。 GOES10、12の両衛星で、一日中注意水準の10の4乗を越えています。 引き続き衛星の運用では注意が必要です。 太陽風の速度はすっかり低下し、400km/秒近くに戻りました。 磁場の強度が5nTを越えてやや増加していますが、南向きの成分はほとんど現れておらず、 磁気圏はたいへん静かな状態になっています。 オーロラ活動を示すAE指数のグラフもほとんど変化がありません。 SOHO EIT284カメラの太陽画像では、 太陽の中心やや南寄り(下寄り)に小さなコロナホールが見えていますが、 ここからの影響はほとんど無いと思われますので、 しばらく静かな日が続くと予想されます。 太陽黒点は554群と561群が点として見えている程度で、その他は群番号が残っているだけの様です。 554群、561群とも活動度は小さく、フレア(太陽爆発)の発生は無さそうです。 GOES衛星によるX線観測も、背景強度までAクラスに下がっています。 GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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