宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/21 10:11 更新 宇宙天気はたいへん穏やかです。太陽風速度は400km/秒です。 担当 篠原 太陽から磁気圏にかけてたいへん穏やかな状態が続いています。 静止衛星軌道の高エネルギー電子だけは、現在も10の4乗レベルを保っています。 次第に減少していますので、もう2日程で警戒域から下がりそうです。 太陽風の速度(黄色線)は400km/秒と静穏レベルが続いています。 太陽風の磁場強度(白線)は5nTを越えていますが概ね北向きでした。 -5nTと大きく南を向いた(赤線)時間帯もありましたが、 太陽風の速度が遅いために目立った擾乱には発達していません。 オーロラ活動を示すAE指数は、この南を向いた時間帯にやや活動的になった程度で、 ほぼ一日を通して静かでした。 太陽黒点はたいへん少なくなっています。 X線のレベルも下がっており、フレア活動もほとんど見られません。 今日、小さなコロナホールの影響で、太陽風の速度に変化が見られるかもしれません。 SOHO EIT284カメラにはコロナホールは見られません。 しばらくこのまま静かな日が続きそうです。 GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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