宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/20 12:21 更新 静かな状態が続いています。静止軌道の高エネルギー電子は少し下がりました。 担当 篠原 静止衛星軌道の高エネルギー電子の密度はやや下がりましたが、 現在も注意レベルと言われる10の4乗の線を越えています。 この状態はしばらく続くと思われますので、引き続き注意が必要です。 ACE衛星の観測では、太陽風の速度(黄色線)は400km/秒にまで下がっています。 太陽風磁場は乱れ気味で、小さいですが-数nTの南向き成分(赤線のマイナス成分)が頻繁に現れています。 しかし、速度が下がりきっているために、オーロラ活動を活発にする程ではありません。 オーロラ活動を示すAE指数にはほとんど擾乱が観測されていません。 SOHO衛星EIT284カメラによる太陽画像では、太陽の中心からやや西寄り(右寄り)の、 南北(上下)に小さなコロナホール(やや暗くなっている領域)が見られます。 この影響が21日頃に現れるかもしれません。ただし、小規模な乱れに留まるでしょう。 その後、23日にセクターの切り替わりが来ます。これ以降は、磁気圏は乱れる傾向に変わりそうです。 太陽X線はたいへん低い状態が続いています。 活動領域はほとんど見られず、静かな状態が続きます。 GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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