宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/15 06:51 更新 太陽風は高速です(600km/秒)。オーロラ活動もやや活発です。 担当 篠原 コロナホールの影響による高速太陽風が続いています。 昨日のニュース以降も、速度は600〜650km/秒の状態が続いています。 太陽風磁場も強度は5nTのまま安定し、南北成分はゆらゆらと南北に変化する状態が続いています。 定期的に南向き成分が現れているため、オーロラは一日を通してやや活発に活動していました。 AE指数を見ると、500nT前後の変化が連続的に現れています。 (大きな南向き磁場では無いため、激しいオーロラ活動にはなっていない様です) 沖縄の磁場変化では、磁場レベルの低下は見られず磁気嵐の発生には至っていません。 これは、太陽風は高速でしたが、磁場に強い南向き成分が現れなかったためでしょう。 この高速風はもう1〜2日続くと思われます。 SOHO EIT284カメラの太陽画像をご覧下さい。コロナホールは西側(右側)に去りつつあります。 昨日のニュースにも書きましたが、静止衛星軌道の高エネルギー電子の密度が増加しています。 赤線と青線で示している2MeV以上の高エネルギー電子が、 衛星運用に支障が見られ始める目安と言われる10の4乗の線を越えています。 GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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