宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/13 11:01 更新 コロナホールのため、太陽風の速度が650km/秒を超えています。オーロラ活動も活発です。 担当 篠原 12日11時(世界時12日2時)頃から太陽風の速度(ACE衛星の黄色線)は上昇を始め、 12日19時(世界時12日10時)頃には700km/秒とたいへん高速になりました。 その後も700km/秒前後で変化を続け、現在もその速度を保っています。 太陽風磁場(白線)は速度の上昇に反する様に弱まって行き、5nTレベルにまで下がりました。 磁気圏擾乱の要因となる南向き磁場(赤線のマイナス成分)が現れる時間は短かったため、 磁気嵐など激しい擾乱は発生していません(沖縄磁場の静穏レベルからの低下は大きくなかった)。 一方、オーロラの活動度を表すAE指数は常に500nT程度の変化を示しており、 一日を通して活発なオーロラ活動が見られていた様です。 SOHO EIT284カメラの太陽画像ではコロナホールは太陽の西側(右側)から中心部にかけて 東西方向(横方向)に長く広がっています。 コロナホールの東端(左端)が太陽の中心を過ぎ、西端(右端)との中間部に達した頃 地球はコロナホールの影響から脱します。 現在の様子から考えると、高速太陽風は3〜4日程度続く可能性があります。 GOES X線観測では、太陽フレアに目立った活動は見られませんでした。 太陽活動はたいへん静かです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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