宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/10 11:00 更新 引き続き太陽風、磁気圏ともに静かです。小規模ですがフレアが頻発しています。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒前後が続いています(ACEデータの黄色線)。 このため、磁気圏は概ね静かでした。 太陽風の磁場が-5nTと南向きが続いたなど、方向を変化させた時間帯があり、 そのためAE指数によるとオーロラ活動が見られた時間もあった様ですが、 太陽風の速度が遅いため小規模な擾乱に留まっています。 SOHO EIT284カメラでは、コロナホール(太陽表面中央の暗くなっている領域)が ゆっくりと西(右)へ進んでいます。 現在の位置関係から考えて、12日頃からコロナホールによる太陽風速度の上昇が始まると予想されます。 また、セクターの切り替わりもまだ終わっておらず、これによる短期的な擾乱も予想されます。 太陽黒点画像に見える554群は活発にCクラスの小規模フレアを起こしています。 昨日は5時半に最大M1.2のフレアを発生させました。 この活動領域は現在も範囲を広げています。 引き続きMクラスの中規模フレアを発生させる可能性があるとの事です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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