宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/11 06:31 更新 太陽風、磁気圏ともに静かです。コロナホールの影響がやがて及び始めます。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風は速度(黄色線)が400km/秒を切り、360km/秒まで下がっています。 太陽風磁場は全磁場強度(白線)が5nT程あり、 南向き成分(赤線マイナス方向)も-数nTの時間がかなり長く続いていますが、 速度がたいへん遅いため、オーロラ活動など目立った擾乱は発生していません。 オーロラの活動を示すAE指数は、昨日同様たいへん静かです。 時々、500nT以下の小さな変化が見られる程度です。 コロナホール(SOHO EIT284カメラでやや暗く見えている領域)は太陽の中央線を越え、 西へ(右へ)移動しています。明日頃から太陽風の速度が上昇すると予想されます。 磁気嵐が発生したり、オーロラ活動が激しくなることが考えられます。 高速風は5日程度は続きそうです。 GOES衛星のX線観測では、昨日は目立ったフレア(太陽爆発)活動は見られませんでした。 太陽黒点の551、554群とも、MDIの画像では昨日から目立った変化は見られない様です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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