宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/ 2 10:59 更新 太陽風の速度は低下しています。今後4日間程度は警戒が必要です。 担当 篠原 600km/秒に達していた高速太陽風(ACE衛星データの黄色線)は、 1日11時(1日2時)頃から緩やかに低下を始め、480km/秒にまで下がっています。 SOHO EIT284カメラに見える大規模コロナホール(太陽表面の暗くなっている領域)のうち、 前半部分に当たる西側寄り(右側寄り)の領域からの影響は、大きなものではなかった様です。 引き続き、コロナホールの後半部分(太陽の中心からやや右寄りに広がる領域)の影響が 地球に及ぶ可能性があります。 再び太陽風の速度が上昇する事が考えられますので、これから4日間程度は注意が必要です。 一方、太陽風の磁場は強度(白線)の緩やかな上昇が続いており、現在は10nT近くにまで達しています。 このため、南向き成分(赤線のマイナス方向)が急に強くなる可能性があります。 この場合はオーロラ活動などが活発になる事が考えられます。 (AE指数のグラフを見ると、現在は静穏の様です) 太陽黒点は新しい群が東端(左端)から上って来るなどしたため、にぎやかになっています。 このうち549群がCクラスの小規模フレアを起こしています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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