宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/ 1 06:35 更新 大規模なコロナホールによる高速太陽風領域に入りました。 担当 篠原 ACE衛星のデータによると、太陽風の速度(黄色線)は昨日一旦450km/秒に下がった後、 31日16時(世界時31日7時)頃から再び上昇を始め、600km/秒に達しています。 いよいよコロナホールによる高速太陽風領域に突入した様です。 太陽風から地球磁気圏へのエネルギーの流入量を決める太陽風磁場の南向き成分(赤線のマイナス方向)は、 今の所、-5nT以内の小さな値が時々現れる程度です。 このため、磁気圏は静穏な状態が続いています。 オーロラ活動を示すAE指数は、31日20時(世界時31日11時)の時間帯以外はほとんど変化が見られません。 沖縄の磁場変動のグラフも、青の横線で示している静穏レベルに留まっています。 磁気嵐が始まると静穏レベルから大きくマイナス方向に変化していきます。 ACE衛星のデータでは、太陽風磁場は7nT程度の強度を持っていますので(白線)、 急に大きな南向き磁場を持つ可能性があります。 その場合は磁気圏は急に乱れ始めますので、太陽風磁場の変化に注意が必要です。 SOHO 284カメラの太陽画像に見えるコロナホール(暗く見えている領域)の広さから考えて、 高速太陽風はこれから1週間程度続くと予想されます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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