宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 1/25 06:35 更新 磁気嵐はほぼ終了しました。太陽風の速度は下がりましたが、磁場強度が強くなっています。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEデータの黄色線)は450km/秒にまで下がっています。 このため、磁気嵐はほぼ終了し、 沖縄の磁場変化も青線で示している静穏レベルへ戻りつつあります。 ACEの太陽風データを見ると、磁場の強度(白線)がたいへん強まっている様です。 24日14時(世界時24日5時)に5nTから10nTへ急な磁場の強まりが見られました。 25日1時(世界時24日16時)にも再び強まりがあり、それ以降も緩やかに10nTを越えて増加しています。 磁場の南北成分は比較的北寄りに推移していましたが、 25日5時(世界時24日20時)から大きく南を向く気配を見せています。 このため、これからオーロラ活動が活発になる可能性があります。 今後についてですが、SOHO EIT284のカメラでは太陽の中央に小さなコロナホールが見えています。 数日後にこの影響があるかもしれませんが、小規模なものに留まりそうです。 しばらく静かな状態が続くと思われます。 太陽黒点はほとんどの群が西没しようとしています。 活動的な領域が減っているため、X線の強度は下がり、フレア(太陽爆発)はほとんど発生していません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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