宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 1/19 11:43 更新 550km/秒の高速太陽風が継続しています。 担当 篠原 今日1枚目の図にIMAGE衛星が観測したオーロラ画像を掲載します。 1月16日(世界時1月15日)に観測されたオーロラです。 写真は、地球を横に見る構図になっています。 左が北極、右が南極、上が昼側で太陽の光が当たっています。 右の南極地域に丸いドーナツ状にオーロラが光って見えています。 反対の北極側(左)にも微かにオーロラの光が見えています。 衛星観測ならではの南極と北極のオーロラ同時撮影です。 ACE衛星の観測によると、太陽風は550km/秒前後の高速状態が続いています(黄色線)。 全磁場強度(白線)は5nTを超える程度の強さを保っています。 そのため、南向き成分(赤線)が卓越した場合に、オーロラ活動が活発になっています。 例えば、19日4-7時(世界時18日19-22時)に太陽風磁場が南向きになっている時間帯がありますが、 これに対応する様に、19日5-8時(世界時18日20-23時)に AE指数が500nTに達するオーロラ活動が見られています。 SOHO EIT284カメラの太陽画像では、 コロナホール(暗く見えている領域)が太陽の中心付近を通過しきった様です。 このことから、あと4日程度太陽風が高速な状態が続くと思われます。 IMAGE衛星が観測したオーロラ。右に南極の、左に北極のオーロラが見えている。 (c) SSL, UC Berkeley / CRL SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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