宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 1/14 10:55 更新 太陽風の速度、密度に急な上昇が見られました。その影響でオーロラが活発化しています。 担当 篠原 ACE衛星の太陽風観測によると、13日18〜21時(世界時13日9〜12時)にかけて、 500km/秒から600km/秒への速度の上昇(黄色線)と、3個/ccから20個/ccへの密度の上昇(橙色線)が起こりました。 この変化に伴って、オーロラ活動が活発になっている様です。 AE指数の変化を見ると、13日22時(世界時13日13時)以降500nTレベルの変動が継続して発生しています。 また、沖縄の磁場変化には、オーロラ活動による激しい上下の変動が見られていますが、 全体のレベルの低下は起きておらず、磁気嵐の発生には至っていない様です。 太陽風速度は現在も550km/秒を保っています。 オーロラ活動はやや落ち着いている様ですが、磁場強度はまだ5nT程度ありますので、 南向き成分が卓越するとオーロラ活動も再び活発化するでしょう。 この太陽風の急な変化の原因についてはよく分かりません。 これ以上大きな擾乱を起こす事は無いと思われますが、今後の変化に注意が必要です。 太陽は静かになっていて、目立ったフレア(太陽爆発)は起きていません。 太陽黒点では、新しく540群が東端(左端)から上って来ました。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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