宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 1/ 5 09:43 更新 太陽風はやや高速で、オーロラを活発にしています。これから太陽風は更に速度が上昇すると思われます。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風は速度550〜600km/秒を維持し(黄色線)、 やや高速な状態を保っています。 SOHO衛星EITカメラの観測が無い(明日か明後日から再開する様です)ため、 コロナホールの様子が分かりませんが、 このまま大規模なコロナホールが作っている高速太陽風領域へ入る事になりそうです。 過去の経過から、これから8日間程度高速状態が継続する可能性があります。 太陽風磁場は強度10nTレベルが続いており(白線)、 南向き成分は昨日一日を通して、-5nTの強さが続いていました(赤線)。 このためオーロラ活動も活発だった様で、 AE指数のグラフによると500nT前後の活動が長時間見られています。 これから太陽風の速度が上昇すると、磁気圏内の擾乱が更に活発になる可能性があります。 (太陽風磁場の状況も大きく変化すると予想されますので、その変化との兼ね合いになります) 太陽では、Cクラスの小規模なフレアが頻発しています。 これは太陽の東端(左端)からやや中央寄りに見られる536黒点群が活発に起こしているものです。 この黒点群はこれから太陽の中央へ移動して来ますので、地球への影響はより大きくなります。 今後の活動に注意が必要です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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