宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 1/ 3 09:38 更新 太陽風の速度は下がり、静穏に戻りつつあります。しかし、明日以降警戒が必要です。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度(黄色線)は次第に下がり始め、現在は450km/秒まで低下しています。 このため、昨日のオーロラ活動は活発ではありましたが、激しいものではなくなっています。 太陽風磁場(白線)は5nTまで減少した後、再び増加に転じ10nTを保っています。 磁場の南北成分(赤線)は、南を向いたり北を向いたりと変動が激しく、 そのため継続的にオーロラ活動が見られたのだと思われます(AE指数の図を参照)。 今後の展開ですが、昨日書きました様に、 明日、明後日からコロナホールのために太陽風の速度が上昇を始めると予想されます。 前周期の様子から、最高速度は800km/秒を越える非常に高いものとなる可能性があります。 このため、磁気嵐が発生したりオーロラ活動が激しくなると思われます。 太陽X線は1月1日以降大きなフレア(太陽爆発)は観測されておらず、 やや落ち着いた状態になっている様です。 ただし、536群がC1〜2クラスの小さなフレアを頻繁に発生させていますので、注意は必要でしょう。 ブラジル、サンルイスの観測所。ブラジルの宇宙研究機関の観測所に磁力計を設置しています。日本の裏側の磁気変化を監視します。 (c) CRL ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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