宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2003/12/29 08:05 更新 太陽風の速度がやや速い状態が続いていましたが、低下し始めています。 担当 篠原 太陽風は昨日一日やや速い(500〜550km/秒)状態が続きました(ACEデータの黄色線)。 SOHO EIT284の太陽画像では対応するコロナホールは見られず、発生源は良く分かりません。 高速風は次第に低下を始めたようで、現在450km/秒に下がっています。 AE指数を見ると、太陽風が高速となった影響で時々活発なオーロラ活動が見られた様です。 ただし、太陽風磁場は北向きが中心だった(ACEデータの赤線)ため、激しい変動にはなりませんでした。 現在も太陽風磁場(白線)は8nT程度とやや強い状態ですので、南向きが卓越する(赤線がマイナス方向に振れる)と、 オーロラ活動が活発になるでしょう。 しかし、太陽風の速度低下とともに磁場強度も下がっていますので、 今後は擾乱の発生要素は減って行くと思われます。 太陽黒点は、大きな528群が中央線を越え、西端(右端)へ向かっています。 その後には目立った黒点は見られません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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