宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
クリスマス画像は牛飼いとアイコンの部屋 のフリー素材を使用しました。 |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2003/12/27 10:01 更新 磁気圏は静かな状態が続いています。 担当 篠原 27日4時(26日19時)にM1.5クラスの中規模のフレア(太陽爆発)が発生しています。 GOES衛星のX線観測に鋭いピークが見えています。 図の右端にX,M,C,B,Aと書いてありますが、これはフレアの規模の分類を示しています。 黒点群528番で発生したようです。 太陽風の速度は360〜400km/秒台を保っており、静穏な状態が続いています。 オーロラ活動を示すAE指数も目立った変化は見られません。 ただし、太陽風の磁場強度が10nT近くまで強まっているため、 南向き成分が強まると、オーロラの活動がやや活発化する可能性があります。 (太陽風の速度が遅いため、激しいものにはならないでしょう) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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