宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2003/12/25 10:20 更新 太陽風の速度は400km/秒まで低下しました。しばらく大きな乱れは起こらないでしょう。 担当 篠原 昨日も太陽風の速度(ACE衛星の黄色線)は順調に低下し、既に400km/秒と静かな状態に戻っています。 太陽風磁場の強さ(白線)も4nT程度と比較的弱い値になっていますので、磁気圏内が大きく乱れる要因はありません。 しかし、オーロラ活動は時々発生しており、AE指数のデータによると、 25日2時(24日17時)にオーロラ活動が一時活発化していた様です。 SOHO衛星EIT 284の太陽画像によると、 太陽面の東側(向かって左側)にコロナホールの領域(太陽表面の暗くなっている領域)は見られません。 これから年末にかけて、しばらくは穏やかな日が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
|