宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2003/12/20 07:50 更新 太陽風速度は300km/秒まで低下し、磁気圏はすっかり静かです。 担当 篠原 ACCE衛星の観測によると、太陽風の速度(黄色線)は300km/秒まで低下しています。 昨日、セクター構造の切り替わりについて書いていましたが、早とちりでした。申し訳ありません。 今日のACEの図にある、20日3時(世界時19日19時)が本当の切り替わりでした。 太陽風の磁場もとても弱くなっています(3nT程度)。 速度がかなり低下したことと重なって、磁気圏はたいへん静かになっています。 オーロラ活動を示すAE指数の図をご覧下さい。ほとんど何も変化が見えません。 GOES衛星の太陽放射線データによると、Cクラスのフレア(太陽爆発)が連続して発生しています。 (大きなフレアではありません。A<B<C<M<Xの順番でフレアの規模が大きい事を示します) 太陽黒点の写真に見える525番の黒点群が活発に起こしているようです。 明日あたりからコロナホールの影響で太陽風の速度が上昇する可能性があります。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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