宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2003/12/21 07:19 更新 コロナホールの影響で、太陽風の様子が大きく変わっています。 担当 篠原 昨日から太陽風の速度が上昇し、磁場も強まっています。 コロナホールの影響が地球に及び始めた様です。 現在、太陽風の速度(黄色線)は450km/秒程度まで上昇しています。 速度としては、静かな状態よりやや速いという程度です。 磁場の強度(白線)も15nT程度まで強まっています。 南北成分(赤線)は北向きが主となっているため、磁気圏の擾乱は大きくありませんが、 磁場強度が大きいため、南寄りに変わった場合には影響が大きく、磁気圏内が活動的になります。 オーロラ活動を示すAE指数を見ると、 太陽風の速度が上昇した20日19時(世界時20日10時)頃からオーロラが活発化していた事が分かります。 ACE衛星の太陽風データを見ると上昇は止まっているように見えます。 速度の上昇がここままであれば、大きな擾乱には発達しないでしょう。 もうしばらく変化に注意が必要です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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