宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2003/12/18 11:14 更新 磁気圏は静かな状態になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒近くの静穏レベルにまで下がってきました。 磁気圏内もすっかり静かになり、沖縄磁場のレベルは一段と青線の静穏レベルに近づいています。 オーロラ活動を示すAE指数も一日ほとんど目立った変化が見られませんでした。 一昨日にお知らせした太陽風磁場のセクター構造の切り替わりはまだ現れていません。 セクター構造の推定は太陽の前回の自転周期の時の様子(27日前の様子)を使っていますので、 太陽が一周している間に構造が変わってしまうと推定にずれが生じてしまいます。 SOHO衛星 EIT284の太陽画像をご覧ください。 東縁(左端)から進んできたコロナホールが、太陽の中央を横切りつつあります。 3〜4日ほどすると、このコロナホールの影響で太陽風の速度が上昇し、 磁気嵐の発生やオーロラ活動の活発化などを引き起こす事が予想されます。 今日は1枚目にSOHO衛星のLASCO C3カメラの大きめの画像を掲載しています。 このカメラは太陽本体を隠して撮影していますので(写真中心の白丸が太陽の大きさを示している)、 太陽の向こう側の星々が背景に見えています。 画面左下にぼんやりと明るい領域が見えていますが、これはいて座付近の天の川です。 ここは天の川の中でも最も明るい領域のため、LASCO C3カメラで捉える事ができている様です。 これから数日かけて、この天の川が画面を右側へ横切っていく様子を見ることができるでしょう。 宇宙天気の話題とは更に離れてしまいますが、太陽と写真左縁との中間に小さくぼんやり見える物があります。 これはM8と呼ばれる散光星雲です。 (更に画面を上へたどって行くと、散開星団のM23も確認できます) SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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